2022年11月のCHEF‘S CAKEは『マカロンと洋梨・はちみつのムース』です。

「秋の美味しさ、地元の美味しさ、そして私が好きなマカロン、ムースを詰め込んだケーキにしました」と語るのは、考案者の太田パティシエ。楽しく分けてお召し上がりいただくシーンを想像し、お作りしました。

ケーキは全部で6つの【島】で構成されています。中心にはキャラメルのムース、その周りを5つの洋梨ムースが囲みます。

洋梨は10月から12月に旬を迎えるフルーツで、なめらかな食感と芳醇な香りが特徴です。この秋のフルーツを、薫り高く、かつ濃厚過ぎずさっぱりとしたなめらかなムースに仕上げました。ムースに入るのは、静岡県浜松市にある長坂養蜂場さんのはちみつを使用した、はちみつジュレ。【秋の美味しさ】と【地元の美味しさ】の相性抜群の組み合わせによる絶品な味わいです。

洋梨のムースで囲まれたキャラメルのムースは、味の変化を楽しめるよう少し濃い目にしています。「キャラメルムースを一口食べた後に洋梨ムースを食べると、洋梨ムースの美味しさ、さっぱり感を更に楽しむことができます」(太田パティシエ)。

洋梨をイメージした鮮やかなマカロンは、すべて手づくり。お召し上がりの瞬間までマカロンのさくさく食感が残るように工夫を重ねました。柔らかなムースと、さくさくマカロンの食感のアクセントを楽しむことができます。

最大のこだわりポイントは【ムースの柔らかさ】。「柔らかすぎると崩れてしまうし、固すぎると美味しくなくて…。最も美味しい柔らかさにするために何度も調整を加えました」(太田パティシエ)。全体の一体感を高めるため、洋梨ムースに入るはちみつジュレの柔らかさにもこだわりました。

「ぜひご家族、ご友人など、大切な人たちと一緒に分けてお召し上がりいただきたいです」(太田パティシエ)。季節や地元素材の美味しさ、パティシエの味へのこだわりを感じながら、楽しくお召し上がりください。

– 大切にしている言葉 –
笑顔は人を幸せにする!

◆入社5年目
 (東海調理製菓専門学校)

◆2021年8月にもCHEF’S CAKEをご担当いただきました。お客様や仲間から何か反応はありましたか?

「見た目も可愛くて、もう一度食べたい!」とのお声をいただき、とても嬉しかったです。自分が考案したケーキをみなさんに楽しんで頂く機会がなかなかなかったため、とても楽しかったです。

 2021年8月のCHEF’S CAKE
  → 白桃のパリ・ブレスト

◆パティシエとしてお仕事をしている中で、どのようなこと、どのような時にやりがいを感じますか??

お客様に自分が作ったケーキをお見せしたときに「すごくきれい!」「ありがとう!」と言って頂けた時です。

◆太田さんがパティシエとしてお仕事をしてきた中で、一番嬉しかったことは何ですか??

自分が担当したお客様やお子様からお礼のお手紙をいただいた時です。自分が作ったケーキで喜んで頂けたことを一層実感し、とても嬉しかったです。

いつも丁寧で一生懸命にケーキ作りに向き合う太田さん。「みんなに笑顔になってもらいたい」の想いや気遣いから、お客様からも仲間からも頼りにされています。これからもみんなの笑顔を作るケーキ作りを楽しみにしています!