「1日限定・ご予約限定の【CHEF’S CAKE】だからこそできる、パイと苺の美味しさを最大限に楽しんでいただけるケーキを目指しました」と語るのは、たこまんグランシェフ・天野。たこまんの商品開発を担い、常に魅力的なお菓子を作り続けるグランシェフが、食べた人の笑顔を想い、この日だけの特別な美味しさを作り上げました。

『完熟苺のミルフィーユ』を鮮やかに彩る「完熟苺」とは、苺の樹(株)に付いた状態で完熟させた苺のこと。通常の苺と比べて、長い時間を掛けて多くの栄養を吸収し、完熟します。苺本来の甘さと芳醇な香り、溢れ出る瑞々しい果汁。限られた時期にしか味わえない特別な美味しさです。

ミルフィーユの主役ともいえる「パイ」は、究極のさくさく食感。「焼きたての美味しさ、食感を召し上がって頂きたい」の想いから、当日の朝から焼き上げます。プレスをしながらじっくり、じわじわと焼き上げることで、層がぎゅっと詰まり、より良い食感となります。

また表面にキャラメリゼ(砂糖を香ばしく焦がす工程)でコーティンするひと手間を加えることで、苺の果汁やクリームの水分が浸透しにくくなり、さくさく食感を保てるようにしています。

味の決め手となるカスタードクリームは、静岡県内産卵の卵黄と、富士山の麓・朝霧高原の新鮮な牛乳を使用。卵黄のコクをぎゅっと凝縮した濃厚なクリームが、完熟苺の甘さと絡み合い、互いを引き立て合います。

シンプルで可愛らしい見た目に、素材ひとつひとつへのこだわりと工夫が重なり合い、特別な一品が完成しました。

『完熟苺のミルフィーユ』をベストな状態でお召し上がりいただけるよう、店頭でのお渡しは3月10日15時以降限定。「焼きたてのパイの食感と美味しさを楽しんでいただくため、午後のおやつや夕食後の団欒に楽しんでいただきたいです」(天野グランシェフ)。

「お客様の笑顔を作りたい」の一心でお作りした逸品。特別な美味しさをお楽しみください。

– 大切にしている言葉 –
お客様の笑顔

◆パティシエ歴37年

◆パティシエ、開発担当としてお仕事をされている中で、どのようなこと、どのような時にやりがいを感じますか??

私が開発したお菓子がお客様に喜んでいただけたときは、格別の嬉しさを感じます。
また私の役割には「開発した他のパティシエ達が同じように作れるようにすること」もあります。作り方やイメージを仲間に伝えられ、イメージ通りにお菓子が作られる様を見れることも喜びのひとつです。

「自分が先輩から教えて頂いた製法、技術、味があります。それらは今の時代に合わせて変えていくものもあれば、変えずに大切にしていくものもあります。そのことを後輩たちにも伝えていきたい」と熱く語る天野グランシェフ。たこまんパティシエたちの先生であり、優しく楽しいお兄さんでもあります。これからもたこまんパティシエの中心で、お客様の笑顔を作り続けていきます。