2024年1月遠州苺とほうじ茶スポンジの米粉クレープサンド | たこまん公式サイト

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2024年1月10日の CHEF’S CAKEは、身土不二にこだわった『遠州苺とほうじ茶スポンジの米粉クレープサンド』。

地元で採れた農作物と旬の苺を合わせることで、地元農家様を応援したい！！という強い想いで今月のケーキを考えました。

寿農園様（磐田市）の米粉を使用した、もちもち食感の米粉クレープの中には、荻原製茶様（袋井市）のほうじ茶を使った特製ほうじ茶スポンジの層、地元産のフレッシュな苺を使った手作り苺ガナッシュの層、さっぱりとした口当たりを感じていただけるサワークリーム入りの生クリームの層が美しく並び、カットした時にも、ときめきを感じていただけるように仕上げました。

優しい甘さの生クリームと、可愛らしく甘酸っぱい遠州苺をたっぷりと飾りつけました。

↑直径12cmの大きさのケーキ。
とっても可愛らしく、とっても華やか♪↓

「今年に入ってから、”米粉”にとても興味が沸きまして、自分で良く作るお菓子にも米粉を使うようになり、たまたま地元の（磐田市）お米農家様が米粉を使ったパウンドケーキのレッスンを近くで開催して下さると知り、飛びつきました。そこで、和の素材の米粉ならほうじ茶を合わせたい！と思ったんです。
あと、実はほうじ茶が私大好きなんですよ…（笑）
そこで、地元の遠州苺をメインにして、地元農家様の寿農園様（米粉）と荻原製茶様（ほうじ茶）に協力を得て、今回のケーキを作ろうと思いました！」（高柳パティシエ）。

クレープは１枚１枚手焼きで焼いている事と、新鮮な生の苺から苺ガナッシュを作ったことが今回の限定ケーキでしかできないこだわりです。

寿農園様の米粉は、お菓子や料理にも使える万能な米粉のため、少し配合の調整をする必要がありましたが、先輩方に助けていただき良い状態のもちもち食感の米粉クレープが出来ました！

荻原製茶様のほうじ茶は一般的に販売されている物とは違い、パウダーの色が茶色ではなく、緑色に近い（抹茶のような）色なんです。
普通のほうじ茶は火を一気に強く入れるそうなのですが、荻原製茶様は緑茶の良い所も残しつつ、緑茶とほうじ茶の間くらいでこだわりの火入れの仕方をしているそうです。

甘酸っぱい苺と相性抜群の優しい甘さの生クリームや、もちもちの米粉クレープ。
今が旬だからこその限定ケーキを老若男女問わず、家族団らんのひと時に、ぜひお召し上がりください♪

～今回ご協力いただいた農家様へインタビューしました！～

【寿農園様について】

(旧豊田町) 磐田市にある1904年から続く農家様。
当初はお米だけでなく野菜も作っていたそうです。

お米農家になってから今のご主人様で４代目。
ご主人様の信念は『とにかく”基本”を徹底的に守る事！』。

水の管理をしっかり行うことで、草を減らすことが出来、減薬が出来るとのこと。

そして、ぬか臭さを無くすため、お米を”無洗米”にしてから米粉にしているそうです。

米粉に使用している品種は『きぬむすめ』
程よい粘りがありつつ、冷めた後もご飯が固くなりにくいという理由で抜擢されました。

【荻原製茶様について】

袋井市にあるお茶農家様。
創業明治１８年と長く、お茶の他にもみかん、梅などいろいろな商品を販売されています。

今回ケーキに使わせていただいたのは、『鬼番ほうじ茶』をパウダーにしたものです。
手間と時間をかけて生みだした独特な深い味と香りが特徴の鬼番ほうじ茶。
カフェインが少なくて赤ちゃんでも安心して飲めるやさしいほうじ茶とのこと。

鬼番茶とは、５月にしか採れないやぶきた一番茶の親芽（赤棒）と新芽を使った伝統のお茶です。