静岡県のお茶の魅力を詰めた『お茶フリアン《薫居- kaori -》』。この特別なお菓子に込めた思い、魅力をご紹介致します。
『お茶フリアン《薫居- kaori -》』には、茶所・静岡のお茶の美味しさとそれに懸ける茶農家さんの想い、【身土不二】の精神のもと菓子作りをするたこまんの想いを凝縮しました。
『薫居』は薄緑と濃緑のコントラストが美しいフリアンです。
(フリアン…フィナンシェとも呼ばれるバターの豊かな香りが特徴な焼き菓子)
薄緑生地には静岡県産有機栽培の煎茶を使用。深い味わいの一番茶の深蒸し茶と二番茶の強火仕上げをブレンドしました。2つの煎茶を掛け合わせることで、コクと香りを際立てます。
一方、濃緑生地には静岡県産有機抹茶を使用。鮮やかな濃い新緑色で、香りと共にコク深く、緑茶の美味しさを存分に味わえます。
煎茶と抹茶を同時に口に含むと、深いうまみと上品な渋み、甘さが香り立ちます。「静岡茶の薫りがここにあり」の意味を込めて命名した『薫居』の名の通り、静岡茶本来の香り・味・魅力を存分に感じられます。
また、2色のコントラストで中山間部で栽培される静岡県の有機茶農業を表現。濃緑部は山、薄緑部は茶畑、2色を分ける境界線は山々の稜線を表しました。
【静岡県のお茶の魅力】
静岡県には山間部・平地・沿岸部の地形があり、様々な気候、風土が存在します。気候・風土に合わせた栽培方法・製茶技術を確立し、静岡茶の品質と多様性を高められたことが、静岡県が茶所である理由です。
【有機栽培の静岡茶】
『薫居』には静岡県内で有機栽培された茶葉を使用。「世界に静岡茶の魅力を伝えたい」の想いで、農家さん・加工業者さん・卸業者さんが一体となり、県内で有機栽培〜加工が行われています。たこまんも地域の魅力を伝える菓子屋としてその想いに共感し、共に手を取り合うことになりました。
【目指したのは「本当の静岡茶の美味しさを楽しむお菓子」】
『薫居』誕生のため、お茶と菓子のプロフェッショナルが手を組みました。県内の荒茶仕上げ競技会で金賞受賞の経験を持つ実力者、茶師・高橋嘉伸氏。35年以上のパティシエ経験を活かした商品開発で逸品を作り続ける、たこまんの天野シェフ。
本物を知る2人が最高の味・香り・見た目を作るため、茶の選定・試作を繰り返しました。このようにして静岡茶と洋菓子の最高の組み合わせが完成したのです。
静岡県には静岡茶をはじめ、魅力が多く存在します。私たちたこまんではその魅力に目を向け、知り、そして菓子作りを通して全国に発信をしていくことを使命としています。そのひとつとして、『お茶フリアン《薫居- kaori -》』をお作り致しました。多くの方に本当の静岡茶の魅力を知るきっかけとして楽しんで頂けることを願っています。
私たちたこまんはこれからも、菓子作りを通し、地元農業の活性化、地域貢献ができるよう努めてまいります。