身土不二とは
身土不二とは、郷土の恵まれた自然のもとで育てられ、旬の季節に採れた素材を新鮮なままに味わうこと。
さらに、同じ気候風土に根ざした場所でつくられるものが大切。
それが古来、私たちの体にとっていちばん自然で、もっとも体のために良い食の方法である・・・・という、
仏教の教えのひとつです。
たこまんも、この『身土不二』の心を大切にした遠州のお菓子づくりに励んでいます。
遠州睦浜地区の「さつまいも」
芋づくりは愛情と手間ひまかけて
旧大東町の睦浜地区は、有数のさつま芋の産地。
この地で栽培される芋は、寒暖の差が激しい環境でたっぷりと甘みを蓄え、ほくほくとした食感が特徴です。
紅あずま、クイックスイートなどさまざまな種類がつくられていますが、中でも「金時芋」の甘みは絶品。金時芋は糖度が高く、程よい水分量と薄い皮が特徴で、お菓子づくりに最適の品種です。
このおいしい芋をたこまんに提供するために、10件の生産農家の方々が早朝から畑に出て芋の世話をしてくださっています。
葉に日光がまんべんなく当たるようツルの位置を変えたり、ひとつの芋に養分を集中させるために小さな芋を取り除いたり・・・成長や天候に合わせて手をかけ、愛情を注いで、上質な芋を育てています。
「ブルーベリー」ブルーベリーオガサ
静岡県の気候は、多品種のブルーベリーの栽培に適しています。
お茶畑の斜面を利用する静岡県ならではの栽培方法は、日光を沢山浴びて、果汁たっぷりの甘い実が育ちます。
完熟した未は甘酸っぱくて上品な美味しさ。
口の中に爽やかな香がふわっと広がります。
生産者であるブルーベリーオガサさまはブルーベリー農園をはじめて18年がたちます。ブルーベリー栽培を始めた当時はブルーベリー自体を知らない人が8割を超えていたそうです。
教えてくれる人も情報も乏しかった時代から、はじめて、今では800本のブルーベリーの木があります。
また、受賞暦も
・第30回NHK日本農業賞特別賞受賞
・第7回国土交通省観光カリスマ百選認定
・平成19年度地域中小企業サポーター
農薬や殺虫剤をなるべく使わず、自然の中で元気いっぱいに育てておられますが、ブルーベリーは虫が大きな敵です。
ですから、ブルーベリーから片時も目を離すことがありません。
そのような人が心を込めてつくったブルーベリーをたこまんでは、大切にお菓子に使わせていただき、あなた様へお届けしております。
ブルーベリーをふんだんに使ったお菓子は6月下旬から7月初旬にかけて期間限定でお楽しみいただけます。
浅羽産の「もち米」
遠州地区旧浅羽町に、「安間さん」という農家の方が「もち米」をつくっています。
安間さんが浅羽町で育てているもち米は、もち米の中でもキメが細かく良い品質のものだそうです。
もち米は、そのデリケートさゆえに土壌の栄養だけだと足りません。
そのため肥料絶えず、与える必要があります。
ただし、過度の栄養を与えず、一定にコントロールしなければならないのです。
もち米は、育てる地域によって温度が異なります。
ですから、育て方も少し変わってきます。
たとえば、コシヒカリは寒暖の差が激しいほうが良い。
(よって東北が有名)
遠州地方では、温度差が少ない分、光がよくあたるように植えないと、栄養が行き渡らないという難点があります。
この点がこのもち米生産の最大の難点です。
農薬は、「田に植えてからは与えたくない」という考えから与えません。
健康な人に薬がいらないのと同じく、田を健康な状態に保てば、薬は不要です。
これは、無農薬栽培を20年近くやっている経験が大きく生きているのです。
日夜、努力されている生産農家の安間さんよりたこまんに分けていただいております。
北遠の「栗」
北遠地方では、日当たりの良い山の斜面を利用して、広く栗が栽培されています。
栗生産農家の方が丹念に畑の手入れ、夏季剪定、虫の駆除など愛情込めて育てた栗は秋になって健康で美味しい甘みのある栗に実ります。
9月から10月まで、毎日自然に熟して落ちた栗を拾って、採りたて新鮮な色・艶の良い大粒の栗がたこまんへ届けられます。
地元静岡産の「お茶」
地元静岡産のお茶は品質、生産量共に全国トップクラス。
ビタミンやミネラル豊富な健康食品の地元のお茶は深蒸し茶です。
濃厚で甘く深い味わいが特徴です。
「KURI'S BERRY FARM」の
完熟大粒いちご
栗本さんのいちごを使用しています。
苺本来の甘み、旨み、柔らかさが充分にのるまで我慢し、
熟成させて収穫する大粒苺は通常の2倍の大きさです。
栄醤油醸造の「醤油」
深谷さんが醸す江戸創業時からの「古式桶」で
熟成と醗酵を重ねた贅沢なこくとまろやかな旨みの醤油です。
糀屋商店の「味噌」
鈴木さんが醸す味噌は、添加物・保存料不使用。
国内産の大豆・米など厳選した原材料を使用して
昔ながらの味噌を作っています。